11/29/2010

第12回昼下がりコンサート終了

今回は練習時間の余裕も少なく演奏者も5人だけだったが、とりあえず終了することが出来た。お客さんも新しい方が何人か来てくださった。

今回のプログラム
埴生の宿-- ビショップ 
TRY IT WITH GERSHWIN --- G.Gershwin
  1.Embraceable You
  2.Summertime
  3.Someone to Watch Over Me
長崎の鐘 -- 古関裕而
遠くへ行きたい--中村八大
長崎の女--- 林伊佐緒
童謡メドレー 
前奏曲1番 -- H.ヴィラ・ロボス
風とケーナのロマンス-- J.Ramirez Torres
Memories of You -- E.Blake
The Entertainer -- S.Joplin

今回私が苦労したのはガーシュインの3曲、女性歌手の歌だがソプラノリコーダーでどこまで雰囲気が出せるか。そっくり真似すれば良いわけではないし、そんなことは無理、さりとて通常に演奏しても面白くない。
風とケーナ・・ではケーナらしい音にする為楽器を変えてみた。通常は木製のケーナを使用しているが、今回は竹製のケーナを使用。
このケーナちょっと音程が悪いので少し改造して使用したが、とりあえず曲の最後まで音を出すことはできた。

埴生の宿  8フィートで演奏
長崎の鐘 、遠くへ行きたい、長崎の女、童謡メドレーなどは Tさん編曲
前奏曲1番  Kさんのギター独奏
Memories of You 、The Entertainer Tさんのクラリネットソロとリコーダー
さすが元プロ奏者だけあって見事な演奏。

次回は2011年1月30日を予定している。

11/21/2010

R-05 の導入

ポータブルレコーダーの検討

近江楽堂の録音ではRoland R-09HR を使用してその便利さに驚いたし現有のFOSTEX VF80 は大型で重い上、最近はHDDを認識しなかったこともあり、データーの取り出しもUSBが使用できずCDRに焼いて取り出さなければならず、ポータブルレコーダーを至急検討することにした。

最近は各社から多くの種類が発表されている。価格は1万円~3.5万円程度
Rolandの R-09HR ,R-05  、YAMAHA のC24,W24、TASCAM DR-100,DR-1 ZOOM H2,H4n その他 KORG、SONY、SANYO、OLYMPUSなどにも魅力的な製品がある。

カタログ上のスペックでは各社それほど違いがあるわけではないと思うし、使い勝手にしても各自使用目的や環境が微妙に異なる為一律に論ずることはできない。
私の場合別途外部マイクで録音する場合もあるのでファンタム電源やXLR入力端子を持つTASCAM DR-100、ZOOM H4nなど気になる存在だけれども、機器が大型になるし、電池使用時の時間も短くなる傾向なのでフットワークに劣ると思われ諦めた。そうなると後は「どんぐりの背比べ」のようなもので結局使ってみなければわからない。
結局身近に使用している例が多いのでRoland社のR-09HR、R-05に的をしぼり比較してみた。
R-09HRの特徴としてはリモコン、チューナー/メトロノーム機能、スピーカー内蔵、編集ソフト付属、
一方R-05 は入力レベルを自動調整するリハーサル機能、日本語表示対応、電池による16時間以上の録音が可能、
AD変換などのデジタル処理部分はほぼ同様と想像できるしアナログ部分にしてもマイクユニットは同じ部品らしい。
価格はサウンドハウスでR-09HR \34800 , R-05 \24900 程度で差は9000円 リモコン、編集ソフト、ACアダプターが付属してこの値段ではむしろ「お買い得感」がある。
しかし結局電池による16時間以上の録音と価格が決め手となりR-05 を選んだ。充電可能なニッケル水素電池を準備すればACアダプターは必要なさそうだしフットワークも良いだろう。
我々の定期演奏会やリザーブコンサートでこのRoland R-05 を使用して録音したので実際の使用感などは別途報告するつもりです。

写真は定期演奏会での録音のようす、外部コンデンサーマイクを使用し小型ミキサーを経由してR-05 のLINE IN に入力している。

11/20/2010

リザーブコンサート終了した。


リザーブコンサートが終了した
11月14日 会場 SDA立川キリスト教会

参加団体が持ち回りで幹事を受け持ち今回で24回目、
今回は「リコーダーコンソート青葉」が幹事団体
参加は23団体、11時開演、終了16時 途中2回の休息をはさんで5時間の長丁場、参加団体が多く、リハーサルの為別会場を用意するなどスタッフの方は大変だったと思う、ご苦労様でした。
我々HRC の曲は
「ふるさと」 岡野貞一 後藤 丹(編)
O Nachber Roland    Samuel Scheidt
10月23日の演奏会が終わって3週間ほど時間が取れたので、少しは集中して練習できたと思う。演奏中はいろいろミスも多かったが、録音を聴いてみるとそれほど目立たない、まずまずの演奏だったのではないか。
「ふるさと」は誰でも知っている名曲だが、編曲がちょっと凝っていて東京では多分初演。
O Nachber Roland  「隣のローランドさん」は各パートに満遍なく難しい場所があり、特にバスパートは難しくてカッコイイ部分がある。
そして各パートがズレズレで進行し最後は十六分音符のダブルタンギングの連続で盛り上って終わる。

特に嬉しかったのは、演奏会終了時にW先生が我々の席まで来て「ふるさと」の編曲は面白い、楽譜を入手できないかとの事、それ以外でもこの編曲について興味を持って声をかけてくださった方が何人か居られたようで、このことを編曲者に伝えたらさぞ喜ぶだろう。

いずれのグループも自分達の独自色を出す工夫をしているのが良くわかる。
リコーダーコンソート青葉 大編成をきちんとまとめて迫力ある演奏
Seiken Bande   415ヴォイスフルートの音色が美しかった。
アンサンブル・アルファ 今回はリコーダーとギター の二重奏 少し練習不足だったかも
La-R いつもながらルネサンスリコーダーの達者な演奏、今回はゲムスホルン3重奏も披露してくれた。
たまの音楽家 コルナミューズを加えた演奏、歌とコルナミューズは良い組み合わせ
Spica テクニックに自信の奏者で構成されたようなグループ、見事な演奏、なぜか昨年も今年もHRCはこのグループの次に演奏する羽目になり
舞台ソデで聴きながら自信を失ってしまう。

他のグループも皆熱演、これだけの成果が当日だけの演奏で消え去ってしまうのは余りにももったいない、著作権上の問題もあるが、録音や映像を記録して残す、あるいは他のリコーダーフエスティバルと記録の交流を図る、これは国内だけではなく海外との交流など出来れば面白いと思うが、如何でしょうか。

写真は「リコーダーコンソート青葉」の演奏