5/27/2018

フレンドシップコンサートを終わって「ウミネコ笛」

ソプラノの頭部管を利用したウミネコ笛


1、CONTRAPUNCTUS Ⅰ  J.S.Bach
2、SONATA Op.5-9  A.Corelli 
     Preludo, Giga,Adagio,Tenpo di Gavotta  
3、 瀬戸の花嫁  平尾昌晃

これが平尾(HRC)の演奏した曲です。演奏者4人
傾向がバラバラだけれどもこれもHRCの主張でもあります。

CONTRAPUNCTUS Ⅰ  J.S.Bach
何回も演奏している曲なのでかなり自信を持って臨んだ曲だったのですが、あるパートが途中で突然ずれて大混乱・・一瞬目の前が真っ白「アチャー!」・・すでに曲の中盤だったので止める事も出来ず、私は強引にソプラノパートを演奏し続けました。他のパートも徐々に正規の位置に戻ってくれて最後は一緒に終わることができた。「終わり良ければ全て・・・」よかったネ

SONATA Op.5-9  A.Corelli 
コレッリの美しいソナタは演奏していて楽しかったけれども原曲はソロヴァイオリンと通奏低音、リコーダー四重奏に編曲は少し無理があるかも。中間の2パートは欲求不満だったかもしれない。
原曲はイ長調だが今回はハ長調 に編曲してある。リコーダーで演奏するには少し低めだったかもしれない。ブリュッヘンなどは変ホ長調で演奏している。難度は少し上がるがいずれ挑戦して見たい。

瀬戸の花嫁  平尾昌晃
今は練習に参加できないTさんの編曲、アルトリコーダーの高音部を容赦なく使って歌わせる。雰囲気を出すため「ウミネコの鳴き声や汽笛の音」を使うことにした。当初は録音でやろうとしたが、「ウミネコ笛とバスリコーダーの汽笛」を使用した。写真はウミネコ笛 ソプラノリコーダーの頭部管を使用し、竹ひごに丸い厚紙を接着したスライダーを出し入れして音に変化をつけウミネコを模したつもり。録音を聴いてみるとそれなりの雰囲気は出ていたように思う。



フレンドシップコンサートを終わって (CD)

モニターを2個使用したので効率が良かった


すでに1ヶ月ほど経過しており、今さらの感じもあるが、何点か書いておきます。
録音のCD
多分最初の頃から録音してCDに焼き付けることは、私の専売特許のようにやってきたわけだが、ここ数年間は、果たしてCDで良いのだろうかとの思いはある。
私自身、現役時代はオーディオに関わっていたので、自宅にはオーディオ装置がある。しかしこの装置でCDを聴いたことなどここ何年間かなかったような気がする。CDは購入することはあってもiPodで聴くだけだから結局オーディオ装置は使わなくなってしまった。しかし携帯CDプレーヤの宣伝を時々見かけるから、まだそのような需要はあるのかもしれない。

演奏のデータを配るのであれば、CD以外にもDVD、 ブルーレイディスク、フラッシュメモリなどあり、サーバーにアップしておいてダウンロードやストリーミングのようなことも可能になったけれども、大部分の方がそれらを自在に使いこなしているわけでもなさそうなので、仕方なくCDに頼るしかない。今回容量の大きさからCD4枚組となってしまった。「DVDなら1枚で収まるのに!」などと思いながら、編集作業の後、さらにCDの焼き付けと盤面への印刷作業が延々と続くのだった。

機材
録音  Roland  R-05. 少し古い機種だが必要な性能は十分満たしている
 外部マイクなど下手に凝るより、内臓マイクだけで十分、会場の舞台に近い位置に立てたスタンドに取り付けただけでかなりリアルな録音が出来る。団体ごとにON/OFFを繰り返すと必ずどこかでミスをするので(何回も痛い目に遭っている)休息時間以外はOFFにしない。

サウンド編集ソフト Audacity 2.0.5  ライブ録音のように連続して録音しているので、演奏部分だけをコピーして取り出す。
連続した長い録音データの中からトラック部分を取り出して並べる作業は結構大変で、波形の目視とヘッドホンによる音のチェックで進めるが、知らない曲が連続している場合など悩んでしまうこともあり、今回もプログラムの項目別に1トラックとさせてもらった。(したがって楽章に分かれている曲や組曲なども分割したトラックにすべきところだが、まとめて1トラック)  今回PC入れ替えに伴い古いモニターが余っていたので、ノートPCに接続しWモニターとしてみた(写真は編集中の様子)全体の波形、グループ別、当該のトラックそれぞれの波形を切り替えることなく表示しておけるので作業はかなり改善された。
音の加工については各トラックの音量をそろえるノーマライズ(注1)がほとんどで、曲間のノイズ部分にフェードインやフェードアウトを使用した。
あと打楽器を使用している一部の曲ではコンプレッサー(注2)を使用した。これはリコーダーの演奏の場合打楽器を使用すると打楽器の音が強すぎて録音処理上問題となるのでそれを補正する目的である。

CDRへの書き込みソフト、Nero Burning ROM
USB による外部ドライブを使用したが 確実に動作し使いやすかった。私は使用しなかったが、外部ドライブを複数使う機能もあり大量に焼く場合は有効な機能と思う。

(注1)ノーマライズは「標準化」とも訳され、CD全体の音量を揃える目的で使用される。もう少し詳しく説明すると、当然のことながら各グループごとに録音された音量は異なる。音量の低いトラックは必要なだけ増幅すれば良いのだが、デジタル録音は限度(0dB)を超えた音量になると派手なノイズを発生してしまう。そのためトラックの中の最大音量ポイントを見つけ、そこが限度(0dB)を越えないレベルまで全体を増幅する。これを自動的に行ってくれるのがノーマライズだ。便利な機能だが、注意点も有る、抜き出したトラックの中に拍手、大きな場内ノイズ、打楽器の音などがが含まれてそれがすでに(0dB)に達しているとそれが最大音量のポイントと見なされてそれ以上の増幅ができなくなる、拍手や突発的なノイズは編集作業で除去することが可能で有るが、曲全体に打楽器が使用されているとお手上げとなる。
同じ団体が打楽器 有り/無しでリコーダーの音量が変わってしまうのは不自然なのでコンプレッサーで処理し対処している。
打楽器が入った演奏、紫色の部分はリコーダー、魚の骨のようにとがっているのが打楽器


(注2)コンプレッサー
本来ならより充実した音作りのため使用されるが、ここではリコーダーの音と打楽器の音のバランスを補正する目的で使用している。参考までに打楽器ありの演奏の波形を示す。中心部に帯状に見える波形がリコーダーの音、魚の骨のように最大値まで伸びているのが打楽器の波形。このままノーマライズ処理をしてもすでに打楽器の音が最大値(0dB)に達しているので増幅できない。そのため打楽器の音を圧縮する。リコーダーの音より高いレベル 例(-12dB)をスレッショルド値として定め、それを超える打楽器の音量を圧縮する。それにより最大値(0dB)までに余裕ができ、その分さらに増幅できるからリコーダーの音は大きくなる。この処理で打楽器に比較したリコーダーの音量はある程度改善されることになる。

余談だが、プログラムの最後に「ゲスト演奏」としてプロ奏者の演奏がある。もちろん演奏はさすがプロと言わせるだけの音色と音量なのだが、編集作業をしていると音を聴かなくても波形を見ただけでプロの演奏と判ってしまう。プロの場合だと粒ぞろいの音を次々と繰り出して音量も安定していて波形もビシリと色濃く安定しているが、アマチュアの場合は音の出だしや音量が安定せず、モニター上の波形はデコボコかつスカスカに見える。ここでコンプレッサーを使用して音量のバラツキを揃え音量も押し上げればプロの演奏にグッと近くなるはずだが、今回の目的が「記録」なのでそのような処理はご法度です。

今回のCD-R はすでに生産を終了した太陽誘電”That’s”ブランドの在庫品を使用したが、次回もCD-Rで頒布するなら別のブランドを探さなければならない。CD時代はすでに終わりなのかなとも思うが、他に決定打がないのでまだ続くのかもしれない。

4/25/2018

演奏会「リコーダーでコレッリ」



「リコーダーでコレッリ」  リコーダー:本村睦幸 チェンバロ:三和睦子 4月20日
フレンドシップコンサートの前日だったが、聴き逃すわけにはいかないので、時間を工面して出かけた。会場のSpace415 は初めての会場なので時間に余裕を持って出かけたが、中野駅北口を出て地図にしたがって歩き、住宅街に入るとすぐに「Space415」の看板が見えた。開演1時間前、ちょっと早すぎたかもしれない。階段を上がり会場に入ると「昼の部」の観客の方たちがまだ残っていて談笑されていた。そう今日は同一のプログラムが昼、夕、夜 と3回公演なのだ。

プログラム
アルカンジェロ・コレッリ 
・ソナタ第2番ト長調(作品5の10ヘ長調による)
    編曲者不詳  1702 ロンドン、J.ウォルシュ出版

・ソナタ作品5の5 ト短調
    編曲者不詳  1754 パリ、ル・クレール出版

フェルディナンド・デ・メディチ
・プレリュード  (チェンバロソロ)

ドメニコ・スカルラッティ
・ソナタニ長調 k492   (チェンバロソロ)

アルカンジェロ・コレッリ
・ソナタ作品5の4 ヘ長調
    J.C.ペツ編曲 1707 ロンドン、J.ウォルシュ出版

「夕方の部」の予約者は10名程度らしく椅子もそれに合わせて並び替えられた。私はチェンバロの鍵盤が見え、かつリコーダーからの距離が最適と思われる位置を選んだ。トークコンサートとのことで楽曲の説明も楽しめたし、何よりもリコーダー演奏の細かいニュアンスが直接伝わってくる快感。実に贅沢な演奏会! この広さ、この残響が心地よい。例えば近江楽堂では残響が長すぎて、曲名のアナウンスですら聞きづらく、演奏の細かいニュアンスなどはピンボケで曖昧になってしまう。もっともその曖昧さに助けられることも身に沁みて承知していますが。

コレッリが作品5をイタリアで出版したのが1700年とのことで早くもその2年後にロンドンでリコーダー用の編曲譜が出版されたのは時代を考えると破格の速さとの説明があったが、ラジオもテレビもなかった時代ロンドンにコレッリの曲を演奏したいと願うアマチュア演奏家が多数いたことになる。そしてそれが一時のブームで終わることなく、約50年後今度はパリで編曲譜が出版されている。もっともこれはトラベルソ用の編曲らしいのだが、コレッリ人気の根強さも感じられる。

アンコール曲名が告げられた “Tenpo di Gavotta” 
えー!これって作品5の9 の第4楽章  あすフレンドシップで演奏する曲だ。
トップパートがほとんど四分音符だけで構成されているので、装飾をたっぷり使わなければならないとこの後に及んでも悩んでいたのだが、本村氏は「気楽に流しましょう」とばかりに最小の装飾でどんどん進む。その流れが快感を呼ぶ。目から鱗、装飾の少なさだけでも真似しましょう。
私への個人的なプレゼントのようにも思えた。

4/18/2018

SONATA Op.5-9 A.Corelli


今度のフレンドシップコンサートでこの曲をリコーダー四重奏で演奏する予定です。
この曲との出会いは10年以上昔にさかのぼる。(「悪魔のトリル」イタリア・バロック・ヴァイオリン名曲集   メルクス) の中の一曲だった。悪魔のトリルやオルガン付きのシャコンヌが印象が強烈だったのでコレッリのソナタ9番はあまり印象には残っていない。しかしジーグの楽譜が配られて演奏してみた時コレッリとすぐわかった。
この件、以前のブログにも書いたが、エンリコ・オノフリのCD(ヴァイオリンとヴィオローネ又はチェンバロのためのソナタ作品5 )の中で曲名を確認できた。また同じくモニカ・ハジェットの(作品5)でも聴くことができる。ハジェットのソナタ9番は端正な演奏で好感が持てる。一方のオノフリはイタリア人らしく遊び心十分と言って良いのかどうかわからないが装飾も自在で楽しませてくれる。メルクスも久し振りに聴いてみるとしっとりとした演奏で悪くない。
多分素材が良いから煮ても焼いても場合によっては生でも食べられるのだ。
有名な曲だから多くの演奏家が取り上げている。

ヴァイオリンの曲だがリコーダー用の編曲が2年後には出版されたそうだから、その様な需要も多かったのだろう。ソナタ9番では原曲はイ長調だが、リコーダーではハ長調に移調してある。

リコーダーでも多くの演奏を聴くことができる。ブリュッヘン、ペトリ、ラウリン など
ブリュッヘンの演奏は変ホ長調、フラットが3つあり一般的なハ長調より2音高くて高音には苦労する場所もあると思うが、全体にハリのある音域、リコーダーで勝負している感じがする。 ラウリンは原調にこだわりイ長調、しかし低すぎるので1オクターブ高く演奏しているのではないだろうか。キラキラ輝く演奏でリコーダーの技巧としては申し分ないが、原曲の田園的な大らかさからは距離ができてしまった気がする。
ペトリは新旧2回の録音ともハ長調で演奏している。(2015の録音で表記はA Major となっているが、原曲の調性であり、実際の演奏はハ長調)3人の中で一番低い音域で田園的な雰囲気は残しながら、装飾も見事に決めている。低音部の早い動きも「もたつく」ことがなく、高いテクニックは当然として、Mollenhauer社のModern Alt Recorder の使用もそれに寄与しているのではないかと思った。
テレマンのリコーダーオリジナル曲をモダンリコーダーで演奏するのは「ずるい」事かもしれないが、コレッリのヴァイオリン曲の演奏にモダンリコーダーを使用するのは、十分に意味のあることだと思う。

自分たちの演奏
この時代の曲は演奏家が装飾を施すことを前提として作られている、演奏のプロフェッショナル達には当然のことながら、私たちアマチュアには困難なこともある。楽譜通りの演奏だけでも足元がふらついているのに、さらに装飾などを加えたら惨めな結果になることは自明なことだ。第1楽章 Prelude ,2楽章 Giga は基本的に楽譜通り、3楽章 Adagio ,4楽章 Tempo di Gavotta. は必要最小限の装飾をつける予定です。

演奏会
「リコーダーでコレッリ」  リコーダー:本村睦幸 チェンバロ:三和睦子 4月20日
リコーダーの広場の (演奏会・イベント情報)にフレンドシップコンサートの情報を書き込んだとき、この演奏会を見つけた。
なんとコレッリの作品5のソナタを3曲も演奏する。フレンドシップの前日だけれどぜひ聴きたい。

参考CD
・「悪魔のトリル」イタリア・バロック・ヴァイオリン名曲集 メルクス 1972
・「ヴァイオリンとヴィオローネ又はチェンバロのためのソナタ作品5」 エンリコ・オノフリ 2013
・「コレッリ ヴァイオリンソナタ集 Op.5」  モニカ・ハジェット 2005
・ 「Corelli la Follia」 フランス・ブリュッヘン、グスタフ・レオンハルト、アンナー・ビルスマー 1980
・「Italian Recorder Sonatas」 ミカラ・ペトリ & ジョージ・マルコム 1985
・「CORELLI」   ミカラ・ペトリ & マハン・エスファハニ 2015
・「ARCANGELO CORELLI SONATAS From Op5」 ラウリン 2013






3/26/2018

フレンドシップコンサート演奏曲(HRC)


フレンドシップコンサート演奏曲
4月21日の演奏会まで1ヶ月を切った、出演するグループは曲目の仕上げ練習にかかっていると思います。HRCも遅れがちではありますが、やっと曲目と順番が決まりました。
1、CONTRAPUNCTUS Ⅰ    J.S.Bach
2、SONATA Op.5ー9    A.Corelli 
     Preludo, Giga,Adagio,Tenpo di Gavotta  
3、  日本の曲 (ヒミツ)

コントラプンクトゥスⅠ   J.S.Bach
この曲をHRCで練習始めてからもう10年ぐらい経つでしょうか。初歩的な合奏曲を練習し、そろそろ大きな曲もやってみたいね。などと考えていた時 細岡師匠が持ちこんだ曲です。とにかく譜面が難しかった。自分の譜面どうり演奏するのもおぼつかない部分もあり、他のパートを聴いている余裕なんかない。最後が一緒に終わればヨカッタよかったで、しかしそんな状態でリザーブコンサートにデビューしたなんて度胸だけは評価できるかもしれない。

今回奏者が4名揃ったので演奏してみます。以前よりはお互いに聴きながら演奏できますが、やはり難しい曲です。途中でコケたら復帰が難しかもしれない。コレッリのソナタ集作品5より40年も後に作曲されたのが不思議な気もします。

バッハの最晩年に作曲が開始され対位法の技術を駆使し究極の構築性を目指したと言われています。曲集「フーガの技法」は死後未完成のまま出版された。

ソナタ作品5ー9  A.corelli
最初はコレッリの曲が2曲 サラバンドとジーグ の楽譜があり、「昼下がりのコンサート」でも演奏しました。調べてみるとどちらも作品5として出版された12曲の一部で、サラバンドは7番目 ジーグは9番目のソナタに含まれる楽章だとわかりました。他の楽章も調べてみると皆楽しめそうな曲なので、それなら「ソナタ全曲通して演奏してみよう」という事になり、作品5ー9の他の楽章の楽譜もあわてて揃えました。原曲はイ長調ですが、ハ長調に移調し4本のリコーダーで演奏します。
コレッリは晩年、出版されたヴァイオリンの曲以外は廃棄したと伝えられるほどで、残された曲は佳曲揃いと言われているそうですが、納得できるような気がします。ヴァイオリンの曲らしく運弓が見えてくる様な部分も多いのですが、リコーダーらしい演奏もあっても良いと思っています。
作品5の曲集が出版されたのが1700年とのことですが、人気が高く再販を重ね、リコーダー用の編曲も2年後には出版されていたそうですから、(コレッリの思いは別として)リコーダーでじゃんじゃん楽しんで良いはずです。

日本の曲  
とりあえず秘密とします。







3/11/2018

コレッリのカラオケ





「次回の練習は休みにしませんか」。 現役の部員は4人しかいないし、四重奏を基本的なレパートリーとしているから、都合で参加できない部員があるとその様な声がかかることがある。昼下がりのコンサートも終わり次のフレンドシップコンサートまで少しの間があることも影響があるだろう。・・「私一人で使わせてもらいます」思わず顔がにやけてしまう。せっかく予約を取ってある視聴覚室、予約の返上などもったいない。 
何をやろうか? コレッリのソナタ全楽章をやりたい。実は今HRCでコレッリのソナタ作品5-9 第2楽章アレグロを四重奏に編曲した曲を練習しているが、他の楽章もやってみたい。リコーダーJPでダウンロード版がある。
もちろんヴァイオリンのための曲だが作品5が1700年初版が出版された2年ぐらい後にリコーダー用編曲譜も出版されたらしい。
こんな時ダウンロード版は便利だ。思い立ったら前の晩でもOK。原曲はイ長調だがリコーダー用にハ長調に書き換えた曲がアップされている。基本セットでPDFのスコアとパート譜、MP3の推奨テンポ チェンバロによる通奏低音と演奏例 それが格安な価格でダウンロードできてしまうのだ。PDFの楽譜はiPad Air2のpiaScore に収め1部プリントもしておく。
MP3のチェンバロによる通奏低音は音源再生用に使っているiPad miniのミュージックに入れておく。
巻頭の写真は当日設置した機材、小型のアクティブスピーカーだと簡単だけれども、せっかくだから少し本格的に揃えてみた。iPad miniから音を取り出すのにイアホーンジャックではなく、KORG plugKEYを使用してLightning接続で信号を取り出し、標準ジャックで出力、そのままマッキーの小型ミキサーに入力、 パワー・アンプとスピーカーは高級品ではないが本格的なPA用機材。これだと迫力十分でチェンバロの横に立って演奏している様な感じがする。
4時間ほどたっぷり練習させてもらいました。 大満足  コレッリは素晴らしい、別な曲もやってみたいですね。

3/07/2018

第14回フレンドシップコンサート



フレンドシップコンサートのチラシを掲載します。
演奏団体は決まっていますが、演奏順番や細目は調整中です
演奏順番が決まりましたので、掲載します。(4月4日)

第14回フレンドシップコンサート
4月21日 稲城中央文化センターホール
開場12時30分 開演13時  入場無料

第14回 フレンドシップコンサート プログラム
 (演奏順番、団体名、演奏開始、終了)
1 HRC     13:00-13:20
2 チエルアルコ  13:20-13:40
3 フェリーチェ  13:40-14:00
4 ウインドベル  14:00-14:20
5 ねころびと   14:20-14:40
————休憩———14:40-14-50
6 Ricco Suono. 14:50-15:10
7 TRET.          15:10-15:30
8 Quatre Saisons  15:30-15:50
9 Gクレフ        15:50-16:10
10 全体合奏.    16:10-16:30
11 厚木リコーダーオーケストラ  16:40-17:00
12 ぴぽ      17:00-17:20
13 ジャスミー   17:20-17:40
14 ゲスト演奏   17:40-18:00

全体合奏は Abendlied. Op.69. No.3
     Josef Rheinberger (1839-1901) 
 (夕べの歌  ヨーゼフ・ラインベルガー  )です。
細かい音符などなく、数回の練習で仕上げることができると思います。
ソプラノやアルトリコーダーでも参加できます、ぜひリコーダーをご持参ください。

楽譜は当日受付にて配られるはずです。


ゲスト演奏家
大塚昭道(リコーダー)
細岡ゆき(リコーダー)

企画構成 平尾リコーダークラブ
問合せ  rec04.fsc(a)gmail.com  
              (mail用に文字を訂正願います)

3/05/2018

第42回昼下がりコンサート




2月25日は昼下がりコンサートでした。42回目との事で改めて時間の長さを感じます。お客さんがたった二人の時もありましたが、今回は多くの方に来ていただき、ぎゅう詰め状態でした。何とか続けてこれたのも毎回来てくださるお客さんたちに支えられてのことだとの思いです。

プログラム
サラバンド ・・・・F.F. ヘンデル  HWV437より K.Sone 編曲
コントラプンクス 1  ・・・・J.S. ハッハ
カノン・・・・・・J.パッヘルベル  河西保郎 編曲
サラバンド・・・・・・A. コレッリ Op-5-7 より
ジーグ ・・・・・     A. コレッリ Op.5-9 より
ムーン・リバー・・・・H.マンシーニ   Felix Vela 編曲
日本の四季・春編・・・・・金子健治 編曲
花の街・・・・・・・団伊玖磨
瀬戸の花嫁・・・・・・・平尾昌晃  T.S.編曲 
青い山脈・・・・・服部良一  T.S.編曲

昨年は3名だけの演奏が続いたのですが、少し遠方から練習に参加してくれるMさんが加わり、レパートリーもぐっと広がりました。お客さんから「音の厚みが増しましたね」とのお言葉をいただき嬉しくなります。
今回は時間が少なかったり、直前に曲を追加したりして、未消化のままプログラムに載せた曲もあったけれども、当日の勢いで大きな破綻なく演奏できてしまった。しかし例えば同じ旋律がくりかえされる「カノン」とかメドレーの「日本の四季」のような曲は山や谷がハッキリしないまま延々と続くことになってしまい、演奏への工夫を考える時間の余裕が不足だったと思う。
バッハ、ヘンデル、コレッリ、についてはもう少し背景の説明が聞きたかったとの意見もあったが、演奏と説明のバランスは難しい、今回はバッハ(ヘンデル)を基準としてコレッリは32歳年上のイタリアの作曲家であるとの説明は今回のプログラムとも少し関わりを持ち悪くはなかったと思っている。今回は話さなかったが、ヘンデルが若き日イタリアに留学した時、コレッリと交流があり、まだ若いヘンデルの作曲したカンタータ(だと思う)をコレッリの指揮で演奏し好評だったので再演されたとの話がある。
パッヘルベルについてもバッハとの関係で話した方が良かったかもしれない。

コレッリ
今回コレッリの曲を2曲演奏した。彼の曲はほとんどヴァイオリンの曲しか残されていないが、リコーダーでも十分楽しめると思った。リコーダー奏者にとって宝の山かもしれない。同じイタリアでも少し後輩のヴィヴァルディでは難しい曲が多い。ピエタの合奏団の技術レベルが高く、それを利用してベネツィア市民の喝采を得なければならなかったヴィヴァルディの立場が反映しているのだろう。

お客さんと一緒に歌える曲も大切だと思う。花の街、瀬戸の花嫁、青い山脈、アンコールのふるさとについては歌詞をプリントした紙が置いてあり皆さん大きな声で歌ってくれた。一方的にリコーダーの曲を聞くだけではなく一緒に声を出して歌うことは一体感も生まれる。大きな会場では無理でも、狭い喫茶店だからこそ出来ることもあるのだ。
リコーダー用の編曲を強引に歌ってもらったのだが、歌いにくい高さもあったようなので、歌うための編曲も考慮する必要があると思った。

iPad による楽譜
練習では便利なのでよく使っているのだが、本番となると話は少し違ってくる。練習回数も多くほとんど暗譜状態であれば、問題ないが、少しでも不安があれば慣れ親しんだ紙の楽譜に頼ってしまうのは仕方がないと思う。今回も紙の楽譜できっちり全曲揃えたが、話題性も考慮して「コントラプンクス」で使用してみた。途中演奏しながらめくる場所が一ヶ所あり、その場所は楽譜にも集中していなければならず、かなり緊張した。足の位置はペダルに触れさせておくわけにはいかないので、曲の少し前の部分で位置を決めかかとを床に触れさせておき、足の先の方を浮かせておき、その場所でエイと踏み込み切り替えた。もちろん楽譜そのものはタイミングよく切り替わったけれども気合が入りすぎたのかパシッと音が出てあまりスマートな切り替えではなかった。これは切り替えのスイッチがキーボードのバネだけに依存する構造のためで、普段は切り替えスイッチに足を載せても動作せず、強く踏み込んだ時だけスイッチが動作する仕組みが工夫できれば解決できるだろう。

次回の第43回昼下がりのコンサートは6月最後の日曜日を予定しているが、その前に4月21日 第14回フレンドシップコンサートがある。次のブログで紹介します。